世紀末に愛はあるのか
2009年 12月 27日
雨の中、朝からバイク。
薄暗い、雨の降りしきる国道。
何か今日は不穏な空気が満ちている気がする。
目の前の大きなトラックが、ウインカーも出さずに
ふらふらと2車線をどっちつかずに走っている。
追い抜こうとしたそのとき、ウインカー無しでいきなり
目の前の車線にぐいっと入ってきた。
危ない!
車の陰から急にスクーターが飛び出してきた。
危ない!
また1台、ウインカー無しで乗用車が車線変更。
ただでさえ雨で道が滑るし、サングラスに雨の
粒が沢山ついて見づらくてバイクは危険なのに。
なんとなく周りを走っている車がみんな浮き足立って
いるような、今にも事故が起きそうな、そんな雰囲気
の日ってありますよね。
やけに薄暗いし。
雨の水煙と、暖かい排気ガスが寒さでもうもうと
煙状になって吹き出していて、ドライアイスを炊いた
ホラー映画の墓場のような雰囲気だし。
何かが起こりそうな、そんな落ち着かない空気を感じる。
ホラー版ピタゴラスイッチみたいな映画
「ファイナル・デスティネーション」で、盛大な
玉突き事故が発生する前のような不穏な感じ。
何故か頭の中を、ウルフルズの
「ヤングソウルダイナマイト」が駆け巡っています。
♪世紀末に 愛は 愛はあるのか♪
そして事件は起きました。
踏切が
あ か な い
開かな過ぎだろうがああああああー
1時間くらい開かなかった・・・。
この踏切を越えたらすぐに目的地なのに。
8時35分くらいに、すでに閉まっていた踏み切りに到着。
9時15分。
40分が経過しても開かない踏み切り。
冬の雨に打たれながら40分ですよ、地獄です。
その間、5分くらい電車が来なかったにも関わらず
開かなかったことも。
次々と、待っている人や車がUターンしていく中
「Uターンしようとした瞬間、踏み切りひらいたら・・・」
と言う気持ちが捨てきれず待ち続ける。
が、ついにバイクをUターンさせて道端に乗り捨て
100メートル以上先にある歩道橋まで歩いて
踏み切りを超えて目的地まで歩く。
家に到着したのは10時。
片道10分かからない場所に行って帰るのに
2時間かかりました。
JRが人身事故でダイヤが乱れていたせいらしい。
帰りに頭を駆け巡っていたのは、森高千里の「雨」
♪雨は冷たいけど 濡れていたいの♪
濡れたくないわぼけー!
ひどい目に遭ったよ、そんな日記でした。
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