リカルドの裁判 その5【証人喚問編】
2007年 01月 15日
Casca【検察】
「さあ、尋問をどうぞ」
Beauregard【弁護士】
「私の友人であるカスカ氏はどうやら悲しみに溢れた作り話をさせたかった
ようですな!そうですな、ハドソンさん?」
Casca【検察】
「裁判長!その主張は事実無根です!」
Justice Verina【裁判官】
「異議を認めます」
Hudson: 「その通りで」
Beauregard【弁護士】: 「そして、あなたは木の上からそれを見ていた?」
Hudson: 「へえ」
Hudson: 「見ましただ」
Beauregard【弁護士】: 「そしてそこに座っていただけなのですな?」
Hudson: 「え?」
Justice Verina【裁判官】
「カスカさん、次の証人は?」
Casca【検察】
「人々がニコラスと呼ぶ人を召喚します。お仕事は何を?」
Nicholas
「フェンスをしているよ」
Casca【検察】
「どんなお仕事かご説明いただけますか?」
Nicholas
「盗品を横流ししたり、受け渡ししてんだ」
Casca【検察】
「このリカルドと言う男に会った事はありますか?」
Casca【検察】
「わかりました。だれがその冠をあなたに?」
Nicholas
「ヘビ人たちからって聞いたよ」
Beauregard【弁護士】
「異議あり!伝聞証拠です!」
Justice Verina【裁判官】
「異議を認めます」
Casca【検察】
「えぇと、リカルドはどこから取ってきたかあなたに話しましたか?」
Nicholas
「今言っただろ、ヘビから取ってきたって言ってたよ」
Beauregard【弁護士】
「裁判ちょ・・・」
Justice Verina【裁判官】
「異議は認めません」
Casca【検察】
「ありがとうございました」
Nicholas
「いつでも歓迎さ」
Casca【検察】
「ボーレガードさん?」
Beauregard【弁護士】
「*ヒック* ニック、なぜ君がここにいるのかね?」
Nicholas
「裁判長に命令されたからだよ」
Beauregard【弁護士】
「おや、それは何故ですかな?」
Nicholas
「宝石を横流ししてとっつかまったんだ。証言したら刑を軽くしてくれるって」
Beauregard【弁護士】
「あぁ!皆様、お聞きになりましたかな!?」
Justice Verina【裁判官】
「静粛に! 刑の軽減につながる証言でも、適正な証言として採用される事を忘れないでください」
Beauregard【弁護士】
「おっと、それでは。ありがとうございました」
Ricardo【被告人】
「*ウーン…* 裁判長、俺……」
というわけで、今回もあっさりあっさり尋問を終わらせてしまう弁護士。そしてしゃっくりは本当に緊張してるためなのでしょうか?最後にリカルドが言おうとしていたのはたぶん弁護人に対する不満なのではないかと思いましたが、この台詞のあと大変な出来事が起こるのでした。
その模様は次号「イヌばあさんの大爆発乱入編」で♪
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