飛鳥コンパニオンフェアに行きました
2007年 11月 29日
これが噂の八徳の木か~。。。この木にはちゃんとストーリーがあるのです
「うう…ああ…」
男はそう呻き声をあげて目覚めた。
またか。
あの日以来、毎晩悪夢をみている。
愛する妻や子を失ってしまった、あの災厄の日。
Haven崩壊。
新しい街の復興も着実に進んでいる中、男の心はあの災厄の日からなんら変わりはしない。全てが虚無の海に消えてしまうかのような、そんな日々の繰り返しだ。玄関の扉の向こうからは、活気に満ち溢れた喧騒が聞こえてくる。しかし、この人達もまた心の傷を背負っているのだろう。 全てを忘却の彼方へ運ぶその時まで……。忘れてはいけない。愛する者を失ったあの日の事を。二度とあのような事が起こらない為にも。そして、いつの日か笑顔で過ごす事のできる穏やかな日が来ることを。
男は古い文献を読み漁り、八徳の樹なるものがあることを知った。八徳に守られ、希望に溢れ、失われた魂までもが安らぐ事のできる街。男はそっと扉のノブに手を掛けていた……。
秋の優しい日差しの中、私は、いつものようにコンパニオンホールに向かっていた。
「おや?」
コンパニオンホールの向こう側に、美しい樹が見える。
「あんなところに樹なんてあったかな」
訝しがりながらも近づいていくと、その樹の根元に男が倒れていた。
「大丈夫ですか!」
私は男に声を掛けたが、男はすでに事切れていた。その顔はなにかをやり遂げたような、満ち足りた顔をしているのが印象的だ。
「!?」
男の手になにかが握り締められている。なにかのメモのようだが……。
私は男に済まないと思いながら、そのメモを読んだ。
「Havenの皆へ。みんなはあの時の事を覚えているかい?親しき友や愛する妻や大切な子を失ったあの日の事。私達残った者はあの災厄を二度と起こさない為にも、あの事を忘れてはならないと私は思う。そして、以前のような活気と希望の街に戻していかないといけないんだ。私は、ここに八徳の樹を残すことにしたよ。できる事なら、全ての世界が八徳の光で満たされる事を願っている。」
そう、メモには書き記されていた。なるほど。確かにこの樹は荘厳で美しい。残念な事に私のような凡人には、八徳の加護の力を感じる事などはできない。だが、彼が命を賭して探したのだ。彼にとっては、間違いなく本物なのであったろう。託された私ができることは……多くの人が愛と真実と勇気を実践することで、彼の想いに応えることができるのだ。彼は、この樹は、そのきっかけの一つ。
Havenのみなさん!この樹を八徳の樹にしてください。この樹に八徳の力を与えてください。このHavenを八徳に満ち溢れた活気のある街にしていきましょう!
ぐっすん(´;д;`) ええ話や!
というわけで、この木はヘイブン崩壊で愛するものを失った一人の男が希望を託して、自分の命と引き換えに植えた木なのですよ!飛鳥シャードにしかない、素敵な設置物ができましたね。
次にコンパニオンホールを見てみると、華やかに飾りつけがされてます。
八徳学校も紅白の横断幕で飾られています。
メイン会場に行くと、猫を100匹くらいかぶってるルカさん発見。
どうやらインタビューのようなものをしているらしい。
目の前に座って凝視する。(私は目の前の地味な服でランタン持ち)
大和コンパニオンフェアが楽しみです~。その反面ドキドキです・・・。
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