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ひまわりの似合う女

それはわたし。

スポンサー祭のリハーサルに行ったら、10分前なのに
2人しか居ません。

そこでひまわりに囲まれて待っていました。
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にあう・・・似合いすぎて怖いくらいっ!!!!!

そして魚が釣れるようになった池で魚を釣って待ちます。
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魚を釣る姿も美しい私!!!

               UO ウルティマオンライン
by keropu | 2008-10-16 04:53 | ■人狼【イベント・他】

男女

最近・・・っていうか2ヶ月遅れなので2ヶ月前ですけど、「男女」と言う
歌の動画にはまってましたー。

ろずちゃんが腐女子なので、ろずちゃんに男女の腐バージョンを
捧げました。

ユーチューブだと、音と絵がずれてて面白くなくなっているのですが。


ちゃんと絵と音が合ってるニコニコ動画ばーじょん
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3129953

そして、「やらないか」の人と、「らんらんるー」のドナルドと「男女」が
混じっちゃったバージョン。これは一番笑ったかも・・・。

「兄貴!とりあえず!男だけで座りましょう!」
「漢漢漢漢 で 2列に並べぃ!」

「隊長!女の子は一体全体どうしたら?」

「ばかやろう!つまみ出せ!
               ↑
        このあたりで腹筋が崩壊しました。

男 男男男 男 らんらんる~

by keropu | 2008-10-15 13:32 | ■リアル日記
久々というか、新築して初のぎゃーでした。

今回はパワークリスタルでした。

犯人は新メンバーになったがとちゃんです。

店の補充用のパワクリをお願いしたら沢山取ってきて
くれたのですが、全部ロックしなくていいんですからね。。。。
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パワクリはピカピカチカチカキラキラするので、
家にいると、目がチカチカしてクラクラしてきます。

写真だとわかりませんが、実際に見るとずっと点滅してて
破壊力倍増です。

そんな状態のおうちに何人か、他のしゃーどから
遊びに来てくれた(見学・・・?)方がいらしたようで、
私は声を大にして言いたい。

「ちがうのー!いつもはこんなじゃないのー!」

私の内装センスを疑われそうな状態で、見知らぬ方に見学していただいて
しまったらしく、誤解を解きたくてたまりません。

その後も、出雲からNZメンバーが遊びにいらして

「こういう内装じゃないの?」

とやはり勘違いしていました。

ちがうのー!誤解なのー!

おのれがとう・・・。

でも数日後、全部ロックをはずしてバックの中に入れておいて
くれたので許す。

と、思ったら

「これがやりたくてギルドに入った~」

と言ってたのでやっぱり許さん!

しかも、「NAOベンダー、角が生えてるみたいになってますよ」
と言われて見に行ったら本当に頭からツノが・・・。
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ちなみに全部ロックをはずしてくれていた後も、角部分の
パワクリだけそのままでした。

わざとだなコノヤロウ・・・

その後、出雲シャードの大佐とはにゃーんさんが遊びに来ました。

出雲のNZメンが大和に遊びに来るらしいとは聞いていたのですが、
まさかうちに来るとは思っていませんでした。

はにゃーんさんはイケメンだよ、と大佐が言うので
「買った!」 と叫んだら、「いまなら500gp!」
との事だったので、500えんで買いました。

そして何故か、メスのイルカを漢字で書くと「牝海豚」に
なるねと大佐が言うので、
「この牝海豚がああああ!」
と叫んでいたら、はにゃーんさんが

「まあなんつーか邪魔よね

と言うので、大佐と私も、「海いらないね!」とみんなの意見が
一致しました。
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               UO ウルティマオンライン
by keropu | 2008-10-14 16:26 | ■UO日記
動画で大人気のウッウッウマウマーを踊っている私をATさんから
頂きました~~。
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さらに、クイックイッと腰を止めるバージョンも!
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さらに、きょんちゃんとめろでぃさんとりのあさんと共に
脱がされたバージョンもー。
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見えそうで見えないすその下や、ぷるんぷるんしてるおっぱいに
萌えるがよいー。

ATさんいつもありがとうございます!

ちなみに元ネタはこちらー
   

元ネタの大元、原曲はこちらー
            
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by keropu | 2008-10-13 21:10 | ■頂き物【絵】

大ハード夏休み

うちの下僕は頑丈です。

一番元気な盛りの子供達より元気いっぱいです。

平日、仕事をしたあと毎日朝まで飲んで、朝7時頃帰ってきて
シャワーをして1時間寝て、8時過ぎには元気に仕事に行きます。

去年の夏休みの、下僕の一日の行動を追ってみます。

まず午前中、下の子をプールに連れて行ってガンガン泳いだらしい。

帰ってきた子供達は疲れ果てて、夕方には寝てしまったというのに
今度は夕方から長男にねだられて横浜ナントカかどっかのサッカーの
試合をバイクで見に行きました。

そして夜10時頃帰ってきて、長男も疲れてばったり寝たというのに
「釣りに行ってくる!」と元気に飛び出していきました。。。。


外に出て太陽浴びるだけでも体力奪われますよね。
すごく元気な子供達が疲れて寝てるのになんだこいつは。

私は朝、洗濯物を干すためにベランダに出ただけで死にました。
なのでそのあと1日中、クーラーの部屋でごろごろしてました。

そんな下僕が今年の夏休み、なんと4日間休みを取りました。

や、やばい・・・。

イヤな予感がする。

予想通り、ヒドイ目に逢いました。

まず1日目

朝から晩まで海で泳いだり釣りしたり。
私はずっと日陰で本読んだり寝たり・・・
してるつもりが釣りとか一緒にやらされる。

一番下のちびすけがお魚いっぱい釣りました。
下僕に鍛え上げられて、7歳なのにそこらへんの
おっさんより釣りがうまくなっていた、いつのまにか。
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2日目

午前中下僕が子供を連れてプールへ。

私は前の日の海で疲れてたのでリタイア。

しかしその日の夜、花火大会に連れて行かれる。
ちょーーーー混み混みなのに・・・・TT
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結構遅い時間に帰ってきてぐったりばたんきゅー。

3日目

海→プール→花火、とコンボしたんだからこの日くらい
家でゆっくり・・・・させてもらえません。

横須賀の猿島行きました(T-T)

みかさ、というロシアのボルシチ艦隊だかなんだかと
戦ったとかなんかよくわからない船。
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猿島へは、横須賀から船で渡ります。
正面に見えてるのが猿島。
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猿島は、水がきれいで海の底がよく見えます。
お魚もいっぱい泳いでいます。

ビーチがあるので、まずはそこで子供と下僕がガンガン
泳いでいる間、パラソルの下でビール飲んで待ってる。

どのくらいガンガン泳ぐのかというと、足ひれとシュノーケル
をつけて泳ぐくらいガンガン泳いでた。私は海に入らず。

それから、猿島というのは戦争中、要塞だったところなので
水着のまま島を一周するとけっこう冒険です。

真っ暗なトンネルや、砲台跡、弾薬庫などがあって
子供はワクワクです。

そんなわけで島の中を探検。
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それからまたビーチに戻って、ガンガン泳ぐ。

ま、まだ泳ぐのか・・・まだ泳ぐんだな・・・。

もうね、私はばばぁなので体が持ちませんよ。

私は1日15歩くらいしか歩かなくて、クーラーの部屋から
30分出ると溶ける体質なので、大迷惑なのです。

そしてうちの子供達、いまどきの子にしては珍しいほど体力のある
野生児なのに、下僕の体力には負けます。

しかも色の黒さまで子供が負けた・・・。

何で毎日プールとか行ってる子供より、平日スーツ着て
仕事してる奴の方が黒いんだっつー話ですよ。

しかも猿島大好きでもう3回目ですよ。

おまえはこのまま野生に帰れ。

と思って、超インドアの私には手におえないので猿島に
捨ててこようと思ったらついてきちゃった・・・。

早く会社いけ・・・と祈り続けた4日間でした。
               
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by keropu | 2008-10-13 01:19 | ■リアル日記

マダム大人気過ぎ

大和には 「占いの館」 という、色々な占いをしてくれる所があります。そこに、謎のオーナー、「マダム」が住んでいます。彼女の占いは当たると大評判なのです。たまに占い行商を街中でやっていたり、怪しい壷を高額で売っていたりします。毎週金曜日、占いの館が開くので皆さんも行って見てください。

そんなマダムに新しい小説の題名を考えてもらおうと、占いの館に駆け込みました。

「マダムは!?」

といったら、りったんとくまこさんとみみちゃんがいて

「忘れテルっぽい~」

というので、「マダムーーーーーーー!!!!」と
絶叫していました。
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そう・・・マダムはよく店を開けるのを忘れます。

するとすぐにその後太陽寺さんが走り込んで来て

「マダムは!?」

というので、「順番は私が先よ!」
というと、「すごい大事な用なんだ!」
というので、「私のほうが大事よ!」

と、マダムを取り合っていました。

そしてマダムを待っている間、ちょっと目を話している間に
太陽寺さんが、「毎年海外にいっているので、ここ数年は。」
と言ったあとに、

「NAOさんの首が埋ってる」

と言ったのですが、ログを見るとどう見ても

「ここ数年はNAOさんの首が埋ってる」
になっていました。
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そして慌てて証拠隠滅を図る太陽寺さんとりったん
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全然流れてませんでしたから(呪

ログは相当やらないと流れません~。
いつもギルドでログ流し証拠隠滅法をやってるので詳しいです。

そしてそこへ今度はティンクルさんがマダムを求めてやってきます。
マダム大人気!何、この用事率!
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またもや私の用事が一番よと皆を牽制する
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さらにさら~~~に、そこにカイエンさんも「マダムいないの?」
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どんだけ大人気なんだ、マダム!!!!

そして何やってんだ、マダム!!!

そんなマダムは、熱が49度出て、ゲロを東京ドーム1個分して
足が2メートル延びて体中発疹だらけだったため、お休みだった
そうです。

つまり忘れて寝てたそうです。

そんなおちゃめなマダムにみんな夢中なのです。
              
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by keropu | 2008-10-12 04:36 | ■UO日記

首が無い

がとうさんが金欠なのでポイント買いませんか、というので渡りに船と買わせて貰いました。

というのも、蜂の巣やファイヤーピット、竹やドラゴンの頭等内装品はすべて貰って、サッシュとシャツとブーツとナイトサイトイヤリングも貰って、一通りコンプリートしたのですが、セット装備だけはコンプリートしてませんでした。

メイジの青いセット装備と、幸運アクセのリングとブレスレットは貰ってあるのですが、残り55万ポイント。

60万にして白い騎士のセット装備にするか、もう一個のなんかよくわからないセットにするか悩み中だったのです。

ついでに、メイジのセット装備は生産キャラに着せるつもりなのですが、私の生産キャラは二人とも男なのです。

もちろん、生産キャラが男なのは「働け下僕どもよ!」という意味合いがあるゆえです。

そこでメイジのセット装備は男性用のほうを貰ってあったのですが、他の女キャラに着せる事もあるかも~ていうか女性鎧とスカートのバージョンも欲しい~、と思っていたのです。

そこでがとちゃんが20万ポイントあるというので、メイジの女性鎧と白い騎士の女性鎧を貰ってもらって、それを買い取りました。

自分のポイントも白い騎士セットに変えて、その場でお着替えです。
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ん・・・何か足りない・・・。

あ、オビだわ!
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やばい、素敵!
ウエディング鎧決定!
これを結婚式の衣装にすることに決める。

あとは夫を拉致るだけ!

その後、うちでがとーさんとばりとんさんとおしゃべりをしてて、ばりとんさんを桜夜に案内する事に。
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桜夜に行ったら、私の格好を見て「グレートNAO」とかリング入場とかラジオで言いたい放題言われる、ぷんすか。

さいしんふぁっそんがわかってないわね!

その間にも色々とコーディネートを考えます。
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そしてついに最高のコーディネートを発見!
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うしろでりのあさんが「壁紙サイズで」と言ってますね。
そんなに私のこの姿が気に入ったのか~。
りのあさんのPCの壁紙にされるなんてちょっと照れます。

ていうか、ずっと戦闘態勢だったので気がつかなかったのですが、
ふと通常モードにしたら・・・首が埋ってる!!
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なにこれチョーうけるwww 
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by keropu | 2008-10-11 20:32 | ■UO日記

【小説】 深緑の森 5

「ウォルフ!」

叫び声に三人が驚いたように振り返る。

尋常ではない様子で立ち尽くしているアラバマが、その手に握っているものを見たウォルフは

「ほう」

と言うとみるみるその姿を恐ろしい化け物へと変えた。

悲鳴があがり他の家族が飛び出してくる中、怪物がそばに居たケイに襲いかかる。突き倒したケイの胸に前足を乗せて、ウォルフは吼えるように笑った。

「おまえに俺が殺せるのか アラバマ」

挑むようにそう言ってケイの喉元に牙を向けた時、アラバマが飛びかかって聖水をぶちまけた。

怪物は撃たれたように弾き飛ばされ、凄まじい咆哮をあげながら地面へと倒れた。


アラバマは、苦しげに呻く怪物のそばへゆっくりと近づいて行った。

横たわり虫の息で浅く呼吸をするウォルフを立ったままじっと見下ろす。

その時、彼女は初めて自分を見上げる怪物の目が深い緑色だと気づいた。

深緑の瞳の中に自分が映っている。
まるで森の中にいるように。
アラバマは崩れるように膝を付いた。
いつも見守っていてくれたのはこの眼なの?
小さな私が唯一安心できる深緑の森はこの瞳の中だったの?

「おまえを連れて行く気は無かった。途中の村のどこかで置き去りにするつもりだったんだ」

苦しそうにうめきながらウォルフが言った。

「だが おまえが離れなかった。置いて行こうとしても泣きながらしがみついてくるんだ」

怪物の口から血が溢れ出し
座り込んだアラバマのスカートを赤く染めてゆく。

「怖がらせるために腕に咬み付いたのに、それでもおまえは泣きながら咬んだこの私にすがりつくんだ」

そう言って、笑っているのかうめいているのかわからないような声を漏らした。

「馬鹿な人間の子供だ」

そして怪物は、静かに深緑の眼を閉じた。

                    ж

「あなたのご両親は あまり良い親とは言えなかったの」

セスが抱えるようにしてアラバマを家の中へ連れて行き、母親が暖めたミルクを差し出しながら言った。

「子供に関心がなくて・・・。まだ若かったし・・・自分達だけで遊び歩いていたようだった」

アラバマはペンダントの蓋を開けて中の写真をじっと見つめた。

「まだ小さかったあなたを一人ぼっちで家に置いて、よく二人で出かけていたの。そして」

言いにくそうにアラバマの首の辺りを見ながら

「鎖か何かでつないでいたようだった。私達は子供を手放すようにあの二人に何度も言ったのよ」

子供部屋の箪笥の上にあった首輪と鎖を思い浮かべる。あれは犬を飼ってたわけじゃなく私を繋ぐ為のものだったのだ。この首の痣はウォルフが繰り返し話していたような理由でついたのではなかった。

「父親の方は暴力を振るっているようだった。よく子供の泣き声がしていて・・・」

写真の二人は幸せそうに笑っている。
でもそこに自分は写っていない。
私は虐待され 放置された子供だったのだ。

そしてある日人狼の群れがやってきて、犬のように鎖につながれた子供を見て気の毒に思い、殺さずに連れて行った。小さな私は怪物にまで同情されるような人生を送っていたのだ。

「その首の痣は私がお前をさらった時につけたものだ」

何度もそう私に言い聞かせていた深緑の眼をしたウォルフ。

腕にこんなに酷い傷が残るほど咬まれたのにそれでも化け物にしがみついた私はどれほど愛情に飢えていたのだろう。

「あの日子供を殺さずにさらっていった人狼は群れから離れたようだったよ」

母親がアラバマをそっと抱きしめた。

「人間の子供、ましてや自分達を殺す事のできる祈祷の能力を持った子を連れて歩くなんて、他の仲間からは許されるはずが無かったんだろうね」


夢の中で懐かしい匂いに包まれていた時、ずっと欲しかったものが手に入った喜びでいっぱいだった。

ちっちゃな少女が欲していたもの 
それはほんの少しの愛情だった
それがたとえ怪物が向けた
ただの気まぐれ程度のものだったとしても

生まれてから一度も愛された事の無い子供が必死ですがりつくだけの愛を向けてくれたのは、世界中でウォルフただ一人だったのだ。

「さっきウォルフが帰ってきた時、あなたを置いて自分だけここを去ると言っていたのよ」

ケイが泣き腫らした目でアラバマを見た。

「あなたをよろしく頼むと言って出て行こうとしていたの」

あの森はこの世に存在しない森だった。

私が唯一安心できる深緑の森は 
怪物がゆっくりとその眼を閉じた時に
永遠に無くなってしまった

完              

               UO ウルティマオンライン
by keropu | 2008-10-10 18:33 | ■小説

【小説】 深緑の森 4

雑貨屋のドアの所にウォルフが立っているのが見える。

「大変!ウォルフが帰って来てる」

アラバマが慌てるのを見てケイが笑った。

「彼は随分過保護なのね。あなたと彼は うーん・・・恋人なの?」

思いも寄らない事を言われて呆然としていると「ああ 違うのね」
と言ってにっこりした。

「だってほら ウォルフって・・・ちょっと素敵じゃない?」

ぽかんとしてると、顔を赤らめたケイが急いで付け足す。

「セス兄さんも喜ぶわね 兄さんあなたのこと好きみたいよ」

アラバマは更に呆然としてその場に立ち尽くした。

                    ж

「何処に行っていた。うろつくなと言った筈だ」

「買い物に行っただけ」

凍り付くような視線を感じながら、俯いたままそう言うと、ウォルフが覆い被さるように屈んで耳元に口を寄せた。

「う ろ つ く な と言った筈だ」

その息からかすかに血の匂いがした。

                    ж

自分が約束を破ったせいでこの家族が襲われるかもしれない、と怯えながら数日を過ごしたが、何事も無く平穏な日々は続いた。

ある晩またウォルフが出かけて行き、少し落ち着きを取り戻したアラバマが皆と夕食をとっていると、思い出したようにケイが言った。

「この間アラバマに、この村が人狼に襲われた事があるって話をしたのよ。ほらあの気味の悪い屋敷の前を通ったから」

「たしか若い夫婦が住んでいたんだよな」

兄のセスが言った。

「小さな子供も居たんだよ」

父親が気の毒そうに頭を振った。

「へえ それは知らなかったな。その子も殺されたの?」

「いや 人狼の一匹に連れ去られたんだ。どの道すぐに食い殺されてしまっただろうがね」


その夜ベッドに入ってもアラバマは中々寝付けなかった。

(若い夫婦が住んでいた)
(あの屋敷の子供が人狼の一匹に連れ去られた)

先程の夕食の席での会話が何度も甦る。
ウォルフはこの村に来た時、あの屋敷を見てすぐに出て行こうとした。
まさか・・・・まさか・・・?


結局眠れないままうっすらと夜が明けてきた。
やはりどうしても確かめておきたい。

アラバマは、誰も起き出してこないうちにそっと家を抜け出して、朝霧の中をあの屋敷へ向かった。

                    ж

頑丈な蔦が絡まって開かなくなった門をよじ登り、処々雪の残った庭を横切って玄関のドアをそっと押してみると、ドアは蜘蛛の巣を壊しながらゆっくりと開いた。

家の中はめちゃめちゃだった。

人狼が暴れまわった為なのか。それとも長年空き家のうちに、目ぼしい物を盗みに入った泥棒の仕業なのだろうか。

何か自分と繋がる物、ペンダントの写真に写る二人が住んでいたと確認できるものさえ残っていれば。アラバマは広い屋敷の中にいくつもあるドアを次々と開けていった。


ここは子供部屋だ。
ドアを開けてすぐにわかった。

小さなベッドと箪笥がある。
床にちっちゃな靴下が片方落ちている。

犬を飼っていたのか、首輪と鎖が箪笥の上に置いてあった。
しかしその部屋は子供部屋というにはあまりに殺風景だった。
おもちゃも絵本も何も無い。
子供の成長してゆく写真の数々も1枚も飾られていない。

部屋を見渡しても、ここが自分の部屋だったという記憶は呼び起こされない。

仕方なく他の部屋を探す。


そこは夫婦の寝室のようだった。
ベッドは引き裂かれ中の綿が飛び出している。

足元にガラスを踏む感触を感じて目を落とすと、写真立てが割れて落ちているのを見つけた。拾い上げると、そこにはペンダントの二人が幸せそうに笑って写っていた。


やっぱりここは私の家だ。
この村は私の生まれ故郷だったんだ。

ウォルフがこの家で幸せに暮らしていた両親を殺し、小さい私を連れ去ったのだ。あの怪物さえ来なければ、ここで私はすくすくと普通の少女として育っている筈だった。それをあいつが全て奪い去った。怒りと悲しみで震えながら、もっと何か無いかと家の中を探し回った。


その部屋は一風変わった雰囲気に包まれていた。

奥には祭壇のようなものがあり、部屋の中央にある机には水晶玉らしき物が置いてある。壁には干からびたニンニクがぶら下がっていた。

ここも他の部屋と同じように荒されて散らかっていた。
床に凝った形の小瓶が割れて落ちている。
そばには動物の毛のようなものが沢山散らばっていた。

祭壇へ近寄ってみると、同じ小瓶がいくつか置いてあった。
どれも空だが一本だけ中身が入っているものがある。

手に取って中を透かして見ると、きらきらと光る粉が溶け込んだ透明の液体が入っている。

アラバマはそれを服のポケットに入れた。

                   ж

「何処に行っていたの 心配したよ」

雑貨屋に戻ると、いつも皆より早く起きて朝食の支度をしている母親が、湯気の出る鍋をかき混ぜながら振り返った。

「ちょっと散歩を・・・」

そのまま一緒に朝食の支度を手伝ってテーブルに皿を並べながら、アラバマは屋敷について聞いてみた。

「あそこはこの村で一番大きなお屋敷だけど何か特別な家なのですか?」

「ああ あの家は代々祈祷師の家系なのよ。先代が早くにお亡くなりになったけど、娘さんがかなり強い能力を継いでいてね。婿に来た旦那さんは普通の人だったけど、生まれた女の子はきっと母親の血筋を引いていたでしょうね。もう人狼にやられてその血も途絶えてしまっただろうけどねえ」

「祈祷師なのに人狼に殺されてしまったんですか?」

「いえ 一匹は退治したのよ、あの時は群れで襲ってきたからね。人狼というのは何匹かの群れで行動するものだから。1匹に聖水を浴びせて始末した後、他の奴らにやられてしまったのよ むごい話だよ」

                    ж

この聖水であいつを殺せる。

部屋に戻ったアラバマはポケットから小瓶を出して見つめた。
私にはその能力がある。
誰にも倒せない醜いモンスターを殺す能力が。
自由になれるんだ やっと。

そのとき窓の外にウォルフが帰って来たのが見えた。
父親とケイの3人で何かを話している。
父親はうろたえているようだったし、ケイは泣いているようだ。
どうしたのか気になったがそんな事はもうどうでもいい。
アラバマは小瓶を持って外に飛び出した。

つづく
               
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by keropu | 2008-10-10 04:05 | ■小説

【小説】 深緑の森 3

家の中には男の両親らしい中年の夫婦と、何人かの若い男女が夕食の準備をしていた。

「親父とお袋 それに兄と二人の妹達だ」

腹をすかせた怪物を招き入れたとも知らず、善良なその家族は親しみを込めた笑顔で二人を歓迎した。

「すぐに熱いシチューが出来るから そこに座って待っていて頂戴ね」

部屋は充分暖かかったが、いつウォルフが化け物に変身してこの人達に襲い掛かるかと思うと震えが止まらなかった。それを見た黒髪の少女が暖炉に新しい薪をくべてくれた。

「大丈夫?ずいぶん震えて。濡れた服を着替えるといいわ」
「私の部屋にいらっしゃい、合う服があるか見てみましょう」

アラバマは黙って首を横に振った。

自分が席を外した途端に、残った人達に襲い掛かるかもしれない。
そう思うと足がすくんで動けなかった。

「そうさせてもらいなさい 大丈夫だから」

ウォルフが意味深な笑みを浮かべてそう促した。

大丈夫?大丈夫とはどういうこと?

半ば引っ張られるようにして黒髪の少女に連れて行かれながら、アラバマはウォルフを何度も振り返った。

いつも羽織っているマントを脱いでいる。
フードをかぶっていない姿を見るのは何年ぶりだろう。
すぐに襲うつもりが無いのだろうか。
声を掛けてくれた男と談笑している。
大丈夫なの 本当に?


着替えて戻ってきても、そこは血の海というわけでは無かった。

テーブルには湯気の出ているおいしそうなシチューが並べられている。ウォルフは大人しくそのシチューを食べ、出された酒を飲み、そして何事も無く夜は更けていった。

                    ж

「これはすごい!一体どうやって見つけたんだ?」

誰かの叫ぶ声でアラバマは目を覚ました。部屋の窓から外を見ると、ウォルフと若い男が何かを手に持って話をしている。

「ウォルフさんが珍しい薬草を採ってきてくれたよ」

他の家族もその声に集まってきた。

「人の入っていけないような森の奥深くにしか生えていないのに」
「それにこの時期は雪が積もって、探すのだって一苦労だ」

「いやなに 長い事旅をしているとそういうものを見つけるコツが身に付くのだ。」

ウォルフが愛想よく言った。

「なにしろ大抵は森の中で野宿の生活だからな。泊めてくれたお礼だよ」


天気が回復するまで泊まっていくといいと誘われるままに、ウォルフはその家に身を置き、たまにふらりと森に出かけては店で売る薬草や、食料になる鹿やウサギを獲ってきた。

アラバマは雑貨店を手伝いながら、一向に人を襲う気配の無いウォルフを不思議に思っていた。

こんな事は初めてだ。
もう2週間もここに居る。

数日のうちに人を何人も襲ってすぐにその村を後にすると言う生活を、物心ついた時からずっと繰り返してきたのに。

                    ж

2週間が1ヶ月になり2ヶ月になり、暖かい日差しが雪を溶かし始めても平穏な暮らしは続いた。

ただ、ウォルフに村の中をうろつくなと言われていたので、村の外れにある雑貨店から離れる事はしなかった。


「パン屋さんへ行くけど 一緒に来ない?」

末娘のケイがドアを開けて出かけようとしながら、ふと振り返って誘った。

「いえ 私は・・・」

「ずっと閉じ篭もっているでしょう、青白い顔をしているわよ」
「いいお天気だし たまには外に出ないと」

ウォルフはこの2日間何処かに出かけている。

よくそうやって数日間居なくなるのは、遠くの村まで人を襲いに行っているのではないかとアラバマは思っていた。

何故そんな面倒臭いやり方をするのかわからないが、この村の住民を襲うつもりは無いようだ。

彼は居ないし 少しだけなら・・・。

彼女はケイと一緒に出かける事にした。

                    ж

パン屋で必要なものを買い、帰る途中であの大きな屋敷の前を通りかかった時、ケイが立ち止まって言った。

「この村は昔 人狼に襲われた事があるのよ」

アラバマは真っ青になって手に持っていたパンの袋を取り落とした。

「あら嫌だ そんなに驚かないで、ずっと昔の話よ。私が赤ちゃんの頃だもの」

そう言いながら人の住んでいない大きな屋敷を指差す。

「ほら ここに住んでいた家族が襲われたの」

つづく
               
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by keropu | 2008-10-09 18:15 | ■小説